非選抜アイドル 仲谷明香 感想
について
AKB48の仲谷明香(20)の自叙伝「非選抜アイドル」
が4万部を超えるヒットとなったようです。
センター前田敦子と中が良く、総選挙時も
となりに座っていた仲谷明香。
今月2日の発売を待たずに予約だけで
増刷が決まったそうです。
素晴らしいです。
「暴露本なのかと思って買う人もいると思うけど、
そうじゃない。そこは期待を裏切ってすみません(笑い)。
この本は私と同じように非選抜に生きる人たち
への応援メッセージです」
現在もメンバーのため、暴露本の訳はないが
自分ではなく他人を応援するところがいかにも
彼女らしいと思います。
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総選挙ではいずれも圏外だった彼女。
ここまで選ばれなければ、少し腐っても
いいはずなんですが彼女はそうじゃない。
逆に「非選抜組」の立場を面白いと思うまでに至った過程を描いた。
きっかけはベストセラー著者「もし高校野球の
女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
の著者・岩崎夏海氏だった。
これも運命の出会いのような気がします。
とにかく今回のヒットをよそに本人はあくまでも自然体。
あくまでも彼女の目標は“声優”として
独り立ちすることだ。
そこからはブレていない。
「20歳の記念に出して“はい、終わり”で
事足りるはずだったんです。
これからも普通にやっていきたい」。
うーん、ほのぼのします。
本書の感想を読んでも、皆が皆見事に
“いい意味で”期待を裏切られている。
普通のアイドル本と一線を画した、
AKBという「神か悪魔か」分かりませんが
その本質をとらえている書籍、という評判は
間違いないようです。