悪女について(沢尻エリカ) あらすじ/感想/ネタバレ
沢尻エリカ5年ぶりのドラマ出演!!
ということで放映前から超話題になってます。
もうひとつ話題のネタが、、、
共演の船越英一郎が妻の松居一代とけんかをし
家出してしまったという、、、
いやいや、もうイイ大人ですし家出て・・・
しかも夫婦ゲンカの原因がドラマ内での沢尻エリカとの
ラブシーンが発端となっているという、、、
正直、どうでも良いです。
俳優の人たちってこういう社会的におかしな事を
平気でマスコミを通して公共の電波を使って
しまうところが面白いですね(笑)
そんなネタはさておき、本編は沢尻エリカの
女優魂と脚本の良さが抜きんでてる作品と
なっております。
原作は有吉佐和子さんの同名小説。
男社会を逆手にとり、しかも女の魅力を完璧に発揮して
男たちを翻弄しながら、豪奢に悪を愉しんだ
女の一生を綴る長編小説です。
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< 悪女について(沢尻エリカ) あらすじ/感想/ネタバレ >
《自殺か、他殺か、虚飾の女王、謎の死》――
まず冒頭0秒を見逃してはいけない。
鶴橋康夫監督の演出魂と5年のブランクを
取り戻そうとする女優魂と覚悟も、
その眼力から照射されています。
昭和61年、日本が高度成長でバブル経済に
誰もが浮かれていた頃、一人の女性実業家が
ビルから転落死した。
彼女の名前は、富小路公子(沢尻エリカ)。
若干20歳で彗星のように実業界に現れ、わずか一代で
巨万の富を築き、才女・魔性の女といわれた
公子が謎の死を遂げた――。
当然のごとくマスコミは注目し、自殺か他殺か…
さまざまな憶測が飛び交った。
その公子を15歳の頃から知る沢山栄次(船越英一郎)は
公子を擁護してきた一人だった。
君子はふとした出合いから沢山のラーメン屋で
アルバイトを始め、宝石店でも働くようになっていた。
沢山は君子に心を奪われ、やがて彼女は沢山の子を身ごもった。
同時期に君子は宝石店でアルバイトをしていた大学生の
渡瀬義雄(上地雄輔)とも男女の関係になっていた。
しかし君子から「妊娠した」と聞かされた渡瀬は狼狽し、
逃げるように彼女の前から逃げるように消えていった。
やがて出産し赤ん坊を抱えた君子は、渡瀬の実家を訪問し
やりとりにより5000万円の現金を手に入れた。
君子はその資金により、沢山の妻・道代(東ちづる)に、
土地ごとラーメン屋を売って欲しいと半ば強引に取引をする。
「富小路公子」と名を変え、宝石店を始めた君子は、
そこから人脈を広げ、ケタ違いの金と不動産を
自由自在に扱えるようになっていったが…!?