あさイチ 胃痛、胃もたれ
について
2012/4/18放送分のメインテーマは
『胃痛、胃もたれ』です。
ストレス社会においては誰もがもって
いそうなこの症状。
胃痛、胃もたれのメカニズムは大体
明らかにされていますが、今回は新事実を
紹介してくれるようです。
そこで過去のNHKの番組などから胃痛、
胃もたれのメカニズム、その予防方法などを
まとめてみました。
< 胃痛のメカニズム >
ポイントは“脳のはらたき” です。
▲消化不良による胃痛プロセス
基本的には食べ物が胃で消化され腸に送られ、
胃液(強い酸)も腸に送られます。
腸は強い酸と中和するために物質を分泌させます。
例えば胃痛、胃もたれは“食べ過ぎ、飲み過ぎ”
の場合によく起こります。
胃液が多くなりすぎたり、胃液を腸に送る筋肉
の動きがおかしくなった場合、中和するための
腸のセンサーはこれ以上食べないよう、
脳に痛みや不快感という形でサインを送ります。
これが「もたれる」感じにつながります。
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▲ストレスによる胃痛プロセス
ストレスによる胃腸炎で良く聞かれる場合、
その原因は脳と腸による身体を守る活動に
あると考えられています。
これが、「過敏性腸症候群」と呼ばれる症状です。
メカニズムは簡単です。
1.脳から自分の身を守るためストレスホルモンを分泌
2.腸のセンサー細胞がストレスホルモンを受け
異常を起こす。
3.腸の運動のための物質であるセロトニンが大量放出され、
腸の動きが活発になりすぎたり、不規則な運度をします。
結果的に下痢や便秘が引き起こされます。
この場合、食べる事や飲みを控えることでは
予防することは出来ません。
まじめな方がなりやすいこの症状は、
完璧主義にならない、リラックスする
状況を多く作るなど、少し普段の生活に
チカラを抜く場面を作ることで解消されると
言われています。
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またこれらの他にピロリ菌などが影響している場合も
ありますので、またの機会にまとめてみたいと思います。